みんなで丸ごと英訳

梅田望夫さんの『シリコンバレーから将棋を観る』を読みました。
正直言うと将棋なんてやったことありませんし、そもそも将棋盤も駒も見たことすらありません。でも、二年前に『ウェブ進化論』に魅せられた僕には買わないという選択肢はありませんでした。2年前というと、梅田さんがよく言われるドッグイヤーを考えると14年も前のことということになります。梅田さんの14年後の著はさぞすごいものに仕上がっているだろうと、期待せずにはいられませんでした。



・・・やっぱり梅田さんってすごいですねw
2年前にはグーグル大好きになった僕でしたが、今度は将棋にはまりそうです。

ところで、この本から得た感動・悦びをどうやったら世界に広められるものか。ありがたいことに梅田さんご自身が大大大ヒントを自ら与えてくれました。この本を丸ごと英訳しちゃえばいいんですね?!

本書の全部または一部を、英語はもちろん中国語でも韓国語でもスペイン語でもフランス語でも、どなたが何語に翻訳してウェブにアップすることも自由、とします(許諾の連絡も不要です)。

やるっきゃないですね。



やってみました。とりあえず「はじめに」が終了。はい、めっちゃ時間かかります。一人でゼロから全部英訳するのってかなり非効率。僕の友人が以前『ウェブ時代をゆく』を全英訳しましたが、はちゃめちゃ大変そうでした。そこで考えました・・・

ここから提案です。
この英訳、wikipedia-likeにみんなでやりませんか?まず僕を含め7人ほどメインの翻訳者を集めます。この7人で分担してひとまずbriefly全部を英訳してしまう。そして出来上がった訳をこの7人含め不特定多数のひとで修正・improveさせる。ずばりオープン・ソースですね。『ウェブ進化論』で勉強させていただきました。プロジェクトの中心に少数のメインプログラマー、その周りにサポート役としての多数の辻プログラマーオープンソースを活用しての翻訳に関してFacebookが数ヶ月でそれを成し遂げるという大きな実績をすでに残してます。
Facebookにできて、僕らみんなにできないなんてことはありえないでしょう?いま僕と友だち2人とでgoogle docs上でそれぞれ訳をアップし始めてます!興味ある方がいましたら一緒に梅田さんの試み、

むろん、何が起きるかはわかりませんが、将棋のグローバル普及という文脈で何か面白いことが起きればと思い、本書についてはこういう新しい試みに挑戦してみることにしました。See what happens! ということで。

に乗ってみませんか?興味ある方がいらっしゃいましたら please e-mail me shogiwomiru@gmail.com and join us! そしてまさにSee what happens!